【歯科技工3.0の視点:口腔内スキャナー活用セミナーのご紹介】らぼらぼ通信 Vol.71

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【歯科技工3.0の視点:口腔内スキャナー活用セミナーのご紹介】

 

らぼらぼ通信 Vol.71 2019.5.25

 

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こんにちは、ラボコミュニケーションズの佐野です。

 

今回は、これからの歯科技工を含めた歯科業界の方向性について、

佐野の視点で考えてみたいと思います。

 

題して『歯科技工3.0』

 

今年の歯科技工士会の研修から話している内容で、

佐野自身が目指しているものでもあります。

 

 

んっ?

3.0??

どういう意味??

 

そうですよね、意味わからないですよね。

 

これはウェブなどの世界で使われている言葉でもあるのですが、

わかりやすところでいうと、iPhone 8 iPhone のように

機能が大きく変わるようなフルモデルチェンジのときにつくナンバリングのことです。

 

歯科のデジタルの流れにあって、この概念はとても大事だと思っています。

チェアサイドとラボサイドがどう捉えるかで、

今後、何を目指していくか、自分たちがどういう価値を持つかがが変わってくるからです。

 

 

まずは『Web2.0』という言葉をご存知でしょうか?

これは2005年に「What Is Web 2.0」としてTim O’Reilly氏が定義した概念です。

SNSに代表されるような双方向性を有し、誰もがつながり、情報共有できる世界です。

 

そして、それまでのホームページなどに代表される

インターネット初期の一方向的な情報発信を『Web1.0として、

その違いをわかりやすく表現しました。

 

1990年代半ばから登場したインターネットには色めきだったものですが、

ネット接続はダイアルアップの電話回線、

ピーヒョロヒョロヒョローって音がなってつながるのを待つ…

 

でも、それはあくまでも誰かが作ったホームページを見る一方向であって、

興味あるサイトを次々と渡り歩くネットサーフィンだったわけです。

 

 

そこからネットが進化し、双方向のやりとりができるようになりました。

ブログやフェイスブックがその例です。

佐野の情報発信もその一つですし、

こうした活動がきっかけで皆さんともつながることができたわけです。

 

『Web2.0』によって個人個人がブログや動画配信などのメディアを持ち

双方向性のつながりを持つことで情報の流れも価値も変わり、

ビジネスモデルも大きく変化しました。

 

しかし、SNSでの個人情報がいつの間にか広告やマーケティングに利用されたり、

セキュリティが甘く情報漏洩したりと、いろいろな問題点も見えてきました。

 

 

そこであらたに登場した概念が『Web3.0』です。

これは近年、ビットコイン等の仮想通貨で使われているブロックチェーンの技術を使い、

企業のプラットフォームに依存しない相互運用、

暗号化されたデータによる所有権の確保などができるようになると言われています。

 

『Web3.0』により、あらたなパラダイムシフトが起きつつあります。

 

 

簡単にまとめると…

Web1.0:ホームページ、一方向

Web2.0:SNS、双方向

Web3.0:ブロックチェーン、相互運用

 

 

佐野はWeb専門家ではないので、そこの具体的なテクノロジーはわかりませんが、

ビジネスの視点として、こうした変化を興味深くみています。

 

 

この視点で歯科技工の変化を見ていきましょう。

 

まずは『歯科技工1.0』

これはチェアサイドからラボサイドへの一方向です。

 

模型と指示書が送られてきて、指定された歯科技工物を製作する。

多少作りにくいところがあったとしても、個々の補綴技術で対応していきます。

 

一方向というのは、うまくいっているときは無駄がなく、非常にスムーズです。

しかし、例えば補綴のクリアランスが足りないなど、

制約された条件を超えることはできません。

印象のトラブルがあったとしても、効果的な解決はできません。

 

 

そうしたとき、最初から補綴要件をチェアサイドとラボサイドで共有して、

適切な補綴環境を整えながら治療を進めていくと臨床はうまくいきます。

 

必要なのはチェアサイドとラボサイドの技術とコミュニケーションであり、

双方向性があるから、より良いものが製作され、トラブルも解決していくことができます。

これが『歯科技工2.0』の視点です。

 

 

佐野はこのベースとなる概念を

2012年のQDT 7月号『Technication-「特別」ではない「日々」の臨床へのアプローチ-』で「補綴技術対応型」と「補綴環境構築型」として発表しています。

ちなみにこの投稿は、スタディーグループ「D-Tecnicasions」のメンバーによる1年連載です。

今見てもよい内容だと思います♪

 

 

しかし、歯科技工2.0は理想ではあるのですが、

現場ではなかなか定着しにくいところがありました。

それは、工程が増えるし、費用がかかるし、結局のところ、

お互いの知識と技術と思いが伴わないと成功しないからです。

 

 

なんとかならないかなぁ、というところで登場するのが『歯科技工3.0』です。

これは技術とコミュニケーションの難しいところ、手間のかかるところをシステム化し、

より効果的効率的に臨床精度を高めていこう、というものです。

 

このシステム化にデジタルが大いに役に立ちます。

簡単に言うと、CAD/CAMを含めたデジタルツールを活用することで、

治療計画から補綴を包括して進めていく、というものです。

 

 

DT3.0

 

デジタルに対して、時代の流れがだからとか、○○さんが言っているから、

というだけではなく、自分なりの視点をもつというのは大事なことだと思います。

それが今後、自分たちがどういう価値を持つかに関わっていくからです。


とはいえ、佐野自身も3.0の領域はまだまだです。

ですが、こうして考えをまとめることで、

次に行動することが見え、何を構築していくかが見えてきました。

 

文章だけではわかりにくいと思いますし、

『歯科技工0.0』の視点は、実際の臨床ケースや検証を通じて、

今後も逐次発表していきますね。

 

 

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◆ セミナー紹介

 

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歯科技工3.0を理解する上で欠かせないツールに口腔内スキャナーがあります。

これを臨床家の視点で聞けるこのセミナーを紹介しますね。

 

 

デジプロオープンセミナー

テーマ:『口腔内スキャナーの有効活用で他院との差別化を』

 

講 師:■戸田 勝則 先生/有限会社T&Sプランニング

    「印象採得だけではない口腔内スキャナーの活用法」

    ■澤 孝幸 先生/DTI STARGATE CENTRAL OFFICE

    「難しくないチタンベースを活用したインプラントの審美補綴を検証する」

 

日 時:2019年6月2日(日) 13:00開場 13:30開演 16:30終了

場 所:株式会社白鵬 東京研修センター 東京都千代田区麹町2-3-3

会 費:歯科医師・歯科技工士 \5,000

    スタッフ       \3,000

    学生         \1,000

申 込:dprc_2014@yahoo.co.jp(氏名・住所・電話番号・勤務先を記載してください)

    または 佐野まで連絡ください。

 

 

歯科医師、歯科技工士が一緒に知識と技術を高めていくことで、

歯科医療の、歯科医院の価値を高めていくことができます。

このセミナーテーマでいえば、他院との差別化。

 

口腔内スキャナーなどの新しいツールを導入することで変わるシステムを

いかに構築していくかがポイントです。

興味ある方、ぜひご参加ください(^^)

 

詳細はこちら⇒http://ddrc-1.com/20190602-2/

 

 

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◆ 編集後記

 

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小学校の運動会がありました。

今年からお弁当なしの午前中のみというプログラム構成。

 

時間短縮のために競技数を減らしたり、

あらたな工夫で充足感を作っていると感じました。

 

これも小学校の働き方改革の一環。

今日のような暑い日は、生徒の熱射病対策にもなったり。

 

みんな試行錯誤ですね。

 

 

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【発行者】

株式会社ラボコミュニケーションズ

代表取締役 佐野 隆一

 

■書籍

『チェアサイドとラボサイドで共有したい補綴再製をなくすための臨床テクニック24』

https://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=445230

『歯科技工別冊/再製を防ぐためのラボコミュニケーション』(一部執筆)

https://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=360710

 

■ご意見・お問い合わせはこちらから

info@ddrc-1.com

 

著作権は株式会社ラボコミュニケーションズに帰属します。

テキストや写真の転載、引用の際は、事前に当社までご連絡ください。

 

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