【セミナーへのメッセージとその考察】らぼらぼ通信 Vol.59

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【セミナーへのメッセージとその考察】

 

 らぼらぼ通信 Vol.59 2017.8.25

 

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こんにちは、佐野です。

前回はセミナーの告知をさせていただきました。

 

RCC セミナー画像

第1回 補綴再製ゼロプロジェクト

チェアサイドとラボサイドで進める

咬合調整ゼロを目指した臨床テクニック

http://ddrc-1.com/seminar20170903/

 

告知させていただいのは主にこのメルマガやフェイスブックで

そんなに多くの方に情報発信したわけではありませんが、

告知早々にお申し込みいただいたり、ご紹介いただいたりで、

本当にありがたいことだなって感じております。

 

この場を借りてお礼申し上げます。

お申し込みがまだの方は8/31までにお申し込みくださいね!

 

 

さて、このセミナーを開催するに際して、

佐野のお師匠さんと勝手に思っている(^^; …業界の大先輩からメッセージをいただきました。

今回はその内容を少し考察してみたいと思います。

 

一部抜粋

色々頑張っていますね。

私は、今のデジタルに向かっている時代において一番大事な事をおろそかになってい

くのを危惧しています。 

だからこそ、このようなセミナーはものすごく意義のある事だと思います。

応援しています。

 

ありがとうございます!!

このメッセージをいただいただけでも開催する意義を感じました。

 

肝に銘じてやっていきたいと思った次第ですが…

 

さて、一番大事なことってなんだろう?

 

大事なこと…

 

大事なこと…

 

大事なこと…

 

みなさんにとって、一番大事なことってなんでしょう?

 

これって人によって違うかもしれないし、

価値観にも関わることなので、安易には言えないものかもしれませんね。

書いてて気がつく。

 

こういう本質を突いた質問って意外と考えさせられます。

 

なんだろう…

 

何だろう…

 

難だろう…

 

 

う~ん、そういえば、

佐野は歯科医院のスタッフ研修でよく言うことを思い出しました。

それはこの言葉です。

 

「それは患者さんのためになりますか?」

 

例えばですね、このメルマガでもお伝えしている

アルジネート印象材はできるだけはやく石膏を注いだほうがよい、とか

スタッフみんなでできるようにマニュアルを作ったほうがよい、など。

 

実践している人には当たり前の内容です。

 

でも研修の現場では、

「患者さん対応が忙しくて時間がない」

「スタッフが少ないから無理」

という言葉で返されてしまうことがあります。

 

確かに、患者さんが多くて1分でも早く診ていきたいときはそうなるかもしれません。

患者さん診る以外に余計なことはやってられないかもしれません。

 

でも、本当にそれは患者さんのためになりますか?

どこか、自分を優先していませんか?

 

これは歯科医院が何を優先するのか、ということにも関わりますが、

院長はじめ、スタッフ一人ひとりが意識を持てば解決するものです。

 

 

 

…あっ、デジタル印象になれば解決するのでは?

 印象とか石膏とか、面倒な作業とかマニュアルなんていらないんじゃないの?

 

 

 

 

確かに、最近はデジタルをテーマにした講演や文献も多く、

デジタル化すると様々な問題が解決するように感じます。

個人的にも楽しみです。

ただ、それゆえに見落としてしまうことがあるようにも感じます。

 

デジタルでCAD/CAMが普及したからこそできるジルコニアもそうです。

 

佐野も日常臨床でジルコニアは活用はしていますし、

とても良い材料だと思っています。

ただ、セット後の経過ってどうなんでしょうね?

10年20年レベルでみていくとどうなるのかな…

 

私の検証では、臨床によって使い分けないと後が大変!?

とも感じています。

これはもう少しN数をとって伝えていきたい内容。

 

「それは患者さんのためになりますか?」

 

実のところ、自分自身にいつも問いかけている言葉でもあります。

 

 

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◆ セミナー案内

 

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今の時代、臨床の基本となるインレーやクラウンを教えてくれる場がなくて困る、

とある歯科医師の先生が言ってました。

 

寒天アルジネート印象材やシリコーン印象材もそうかもしれませんね。

今回のセミナーではそうした基本の中の盲点を伝えていきます。

 

第1回 補綴再製ゼロプロジェクト

チェアサイドとラボサイドで進める

咬合調整ゼロを目指した臨床テクニック

 

◎ 咬合調整、再製作を減らす技術でスムーズな臨床に

◎ スタッフのコミュニケーションを円滑にしてストレスのない臨床に

◎ “臨床あるある”に陥らない視点を臨床に

 

Ⅰ チェアサイドにあるエラーの盲点

・臨床から見た各種印象材と模型材のポイント

・エビデンスと臨床の違い

 

Ⅱ ラボワークから見るエラーの要因

・バイト材、咬合器など

・ゲスト講師:義歯のエラー要因

 

Ⅲ まだまだあるある“あるある”の視点

・チェアサイドとラボサイドの関係性

・よくある経営テクニックの有効性

・患者様にいかに価値を伝えるか

 

*セミナー終了後にご質問の多い「助成金研修に関して」説明の時間を設けます。

ご興味ある方は研修後にそのままご参加ください。

 

 

■日時:2017年9月3日(日) 13:30-16:00(開場13:15)

 

■会場:武蔵府中「ル・シーニュ」内 府中市市民活動センター「プラッツ」 6階 第7会議室

 

■住所:

東京都府中市宮町一丁目100番地 ル・シーニュ5・6階

http://www.fuchu-platz.jp/use/1001978.html

 

■アクセス

●京王線府中駅から徒歩1分(新宿駅から京王線特急で3駅20分)

●JR南武線、武蔵野線府中本町駅より徒歩10分

 

■参加費:5,400円(税込)

■定員:20名

■お申込締切:8月31日(木)

 

■講師:佐野 隆一

・株式会社ラボコミュニケーションズ 代表取締役

・一般社団法人東京都歯科技工士会 認定講師

 

1976年生。日本大学経済学部、東京医科歯科大学歯学部附属歯科技工士学校卒。

自費補綴専門の都内歯科医院に10年間勤務し、臨床現場で高めたチーム医療の技術とコミュニケーションは『1歯補綴から考える Dr-DT-DHチームアプローチの本質.QDT,2010(10,11)』として文献発表。

2010年にドイツ歯科メーカーに勤務、CAD/CAM事業部の立ち上げに参画しつつ、全国で研修活動を行う。

同時期、スタディーグループ『D-Technications』を主宰、参加メンバーによる『Technication-「特別」ではない「日々」の臨床へのアプローチ-.QDT2012(7-2013.6)』を連載。

独立後は、歯科臨床と経営の両立を形にする歯科プロデューサーとして、研修とコンサルティングを合わせた独自のチーム活性化法で歯科医院をサポートしている。

学術面では『補綴再製ゼロプロジェクト.歯界展望,2016(4)-2017(3)』を連載。現在、書籍化進行中。

 

■ゲスト講師:日高 洋幸

・株式会社UNICON 代表取締役

・一般社団法人東京都歯科技工士会 常務理事

・国立大学法人医科歯科大学 外部講師

 

1996年から大型ラボ(義歯部門)、歯科医院院内ラボ、個人ラボを通じて、保険補綴から自費補綴(金属床、ミリングワーク、PFM(MB)、インプラント、矯正、レーザー溶接)を経験。

技術取得後、メーカーにて勤務し、材料・機器について学ぶ。

2015年に義歯専門の歯科技工所UNICONを開業。

高い知識と技術、丁寧なコミュニケーションで、失敗しない義歯を提供しつつ、ドイツ(ケルン)のIDS(インターナショナルデンタルショー)や上海デンタルショーなどに参加し幅広い情報により、歯科業界におけるコンシェルジュを目指す。

  

お申し込みはこちらから!

http://ddrc-1.com/seminar-contact-form/

 

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◆ 編集後記

 

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先日、後輩の結婚式に出席してきました。

今はスペインの著名な先生のもとで歯科技工をしているのですが、

結婚式のために帰国してきたんですね。

 

披露宴には北海道から名古屋、大阪と、仲間が遠くから集まってきました。

 

新郎をはじめ、久々に会った仲間は、

志しているものが高いので刺激になりますね!

 

素敵な機会を頂きました♪

 

 

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【発行者】

 株式会社ラボコミュニケーションズ

 代表取締役 佐野 隆一

 

【会社概要】 http://www.ddrc-1.com/

 助成金対応-歯科医院スタッフ研修プログラム- 2017年募集開始

 http://ddrc-1.com/training-program-2017/

 

 ご意見・お問い合わせはこちらから

 info@ddrc-1.com

 

 著作権は株式会社ラボコミュニケーションズに帰属します。

 テキストや写真の転載、引用の際は、事前に当社までご連絡ください。

 

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