歯界展望で好評の連載がついに書籍化です!
私がこれまでに何十本と関わってきた文献のなかで一番反響があったのが、2016年4月から2017年3月まで『歯界展望』で連載させていただい『補綴再製ゼロプロジェクト』です。
おそらく、実際に臨床現場で起きているトラブルが多くの人に当てはまったのではないかと思います。
この書籍のポイントは“臨床あるある”です。
例えば「となり町のスーパーに100円安い卵を買いにいったけど、実は交通費で150円かかっていた」
良かれと思っていたことが実はよくなかった…
ということが世の中にはよくあります。
補綴臨床に関しても、同じことが起きている可能性があります。
効率化を考えた作業が印象や模型を変形させていたり…
シェードテイクしたのに全然色が合わなかったり…
患者さんにちゃんと説明しているのに納得してもらえなかったり…
どうしてこういうことが起きるのだろう?
というものを、チェアサイドとラボサイドの現場で実際にあった話にフォーカスを当てて検証しています。
チェアスタッフが読んでも意味合いがわかる、歯科医師が読んでも補綴臨床の役に立つ、もちろん歯科技工士が読んでも気づきがあると思います。
24章で構成されるストーリーとイラストは、チェアサイドとラボサイドの成長物語です。
気軽に読める内容ではありますが、24の物語のなかに、どれか一つでも自分たちの臨床に当てはまり、活用できるテクニックがあれば嬉しいです。
これを理解できると、チェアサイドとラボサイドのコミュニケーションが円滑になる!
これをスタッフやチームで共有すると、今よりもよりよい技工物を患者さんに提供できる!
これを歯科業界で共有すると、日本の再製率は半分以下になる!
そんな思いでまとめたのが『チェアサイドとラボサイドで共有したい補綴再製をなくすための臨床テクニック24』です。
目指せ! 1歯科医院1冊!!
歯科技工物の再製作や調整過多で困っている方、
スタッフやチームに歯科技工をどう伝えるか悩んでいる方、
少しでも良い技工物を提供したいと思っている臨床家に読んでいただきたい内容です。
■内容紹介
・月刊『歯界展望』の好評連載『チェアサイドとラボサイドの連携をスムーズにする 補綴再製ゼロプロジェクト』が書籍になりました。
・チェアサイドとラボサイドの両視点から補綴再製を起こさないためのキーポイント。コツが24項目にまとめられたヒント&tips集です。書籍化にあたり「検証」コラムを追加するなど、内容が充実しました。
・補綴再製を防ぐために、日常臨床の様々な場面で活用できるよう、「誰が」「何を」「どうするか」がすぐわかるよう、目次や索引など工夫しています。
■目次
I 適合 印象&模型編
II 咬合 バイト&咬合器編
III 審美 シェード&資料編
IV チーム 指示書&コミュニケーション編
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『チェアサイドとラボサイドで共有したい 補綴再製をなくすための臨床テクニック24』
<医歯薬出版で購入する>
https://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=445230
<シエン社で購入する>
http://www.shien.co.jp/act/d.do?id=8826